固定資産税が免除される家の条件について詳しく説明します。
参考ページ：不動産購入 税金 固定資産税がかからない家がある！詳細を解説！
固定資産税の課税を受けないためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
まず、家が外気分断性を持っていない場合には固定資産税は免除されます。
外気分断性とは、屋根と3つ以上の壁によって内外の気温を分ける能力のことです。
一般的な家は屋根と四方向の壁で構成されているため、固定資産税が課税されるのですが、カーポートのような屋根と柱だけのものは外気分断性がないと判断され、免税となります。
次に、土地定着性がない場合にも固定資産税は課税されません。
土地定着性とは、土地と家が基礎などで結合し、簡単に移動できない状態であることを指します。
通常、家はしっかりと基礎で固定されているため、固定資産税が課税されます。
しかし、土地との結合がないカーポートなどは土地定着性がないとみなされ、免税となります。
最後に、家が用途性を持っていない場合にも固定資産税は課税されません。
用途性とは、建築された家が目的に応じて利用可能な広さを持っていることを指します。
たとえば、住宅建設の目的で建てられた家は住居スペースを持つため、固定資産税の対象となりますが、住居や事務所などの利用目的がない場合は、用途性がないと判断され、免税となります。
