住宅ローンの保証料の意味とは?
住宅ローンを借りる際に支払う「保証料」とは、もしも借りた人が返済できなくなった場合に、保証会社が借りた本人に代わって金融機関に残りの借金を一括で返済するための費用です。
この保証料は借りる人が保証会社に支払うものであり、ほとんどの住宅ローンでは、借り入れをする条件の一つとして「保証会社による保証を受けること」が求められます。
参考ページ:不動産中古住宅|住宅ローンの保証料ってなぜ必要?詳しく解説!
ただし、一部の金融機関では保証料が不要な場合もあります。
代わりに返済をする相手が、保証会社に変わるので、その点にも充分な注意が必要です。
保証料の支払い後、返済は銀行から保証会社に行う必要がある
住宅ローンを利用する際には、借入額に加えて事務手数料(3万2400円)の支払いが必要になります。
ただし、保証料の支払いだけで安心して返済義務から解放されるわけではありません。
代位弁済後は、銀行ではなく保証会社に対して返済を行う必要があります。
保証料は、借入額が増えると増加し、返済期間が短くなると減少する傾向があります。
例えば、3000万円を借り入れる場合、返済期間が20年の場合は約45万円から156万円、返済期間が35年の場合は約62万円から217万円になります。
ですから、保証料の役割を理解し、返済については責任を持ち続けることが重要です。
さらに、保証料の内払い方式と一括前払いのどちらがお得かも検討する必要があります。